お正月の雰囲気もひと段落ついた1月7日には、「七草粥」を食べるのが日本の風習にあります。
今回は七草粥を美味しく食べられる献立をご紹介します。
お家では食べる家庭と食べない家庭があるでしょう。
お家だけではなく、保育園などでも食育の一環として食べることがあるでしょう。
保育園だけでななく、色んな施設でも出すことがあります。
七草粥の献立は何がいい?保育園で出すならこんなメニューで!

七草粥とは名前の通り、七種類の野菜を使ったお粥です。
どんな野菜が入っているか知っていますか。
・芹(せり)
・薺(なずな)
・御形(ごぎょう)
・繁縷ら(はこべら)
・仏の座(ほとけのざ)
・菘(すずな)
・蘿蔔(すずしろ)
この7種類の野菜を使ってお粥を作ります。
保育園では食育に力を入れているところが多く、季節行事の一として無病息災を願いながら食べるイベントとして七草粥はメニューに取り入れられています。
また、七草粥はどれも栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富です。
風邪予防や免疫力アップにも期待され、インフルエンザが流行る時期に食べると良いメニューです。
七草粥だけですと、少し物足りない気がするでしょう。
保育園で出すさときには七草粥のほかに、子どもが大好きな肉団子の甘酢和えやかぼちゃぼ蒸し煮なども加えたらどうでしょうか?
ボリューム満点のメニューになり、子どもたちも満足するはずです。
あっさりだから七草粥は朝食にも!バランスのいい献立は?

七草粥は正月疲れしている胃を休めるという意味もあります。
たしかに、お正月は色んな豪華なご飯を朝から食べるので、胃が疲れてしまいますよね。
なので、1月7日の朝に食べるのがいいでしょう。
ですが、朝食に七草粥だけだと少し物足りないですよね。
そんな時に、ピッタリな献立をご紹介します。
・七草粥
・焼鮭
・サラダ
サラダはご飯を食べる前に食べることで、血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
鮭ですが、やはり和食なので魚が合います。
その中でも鮭はとっても七草粥と相性が抜群です。
鮭は栄養豊富です。
海外ではスーパーフードとされています。
よく鮭の栄養で取り上げられているのが「アスタキサンチン」です。
赤色の天然色素で、これは肉体と精神の両方の疲労にいいそうです。
その他にも、おせちの料理がまだ残っている家庭はおかずにしてもいいでしょう。
なかには、七草粥と一緒におせちを食べる家庭もあるのでその場合には、おせち料理を少し多めに作っているようです。
おせちが少ししか残っていない場合は、汁物をプラスしましょう。
汁物には、お雑煮などの優しい味のものがおすすめです。
七草粥で季節を感じてもらおう!施設別のおすすめの献立!

保育園だけではなく、病院や介護施設でも、七草粥で季節を感じてもらいたいですね。
七草粥に合う献立としておすすめなのが
梅干しや漬物です。
塩気がついていて美味しいですよね。
七草粥はさらっとしているので、塩気のついた漬物や梅干しは相性抜群です。
先ほどもご紹介しましたが、和食にはやはり魚ですよね。
焼き鮭をご紹介しましたが、1月の旬の魚はカレイなど色んな種類の魚があります。
病院や介護施設などで出す際には、柔らかく、味が染みたに魚がすすめです。
最後に
いかがでしたか?
1月7日食べる七草粥をお家だけではなく、保育園でも、いろんな施設でも季節行事の食べものとして味わってもらいたいですね。
また、お家で食べるときにはいつ食べるかを考えて献立を考えてみましょう。
家族の好みに合わせて工夫することで、年に一度しか食べない、七草粥でも喜んでもらいながら食べることができるでしょう!