今回は銀杏について書きます。
レンジを使うと簡単に失敗なしで食べれます!
美味しい物がたくさんの秋。
栗、さつまいも、銀杏、秋刀魚、松茸…ちょっと考えるだけでたくさんの季節のものが思い浮かびます。
旬の物は香りや食感がいいだけではなく、栄養価もとても高いのでとても身体にいいんです。
ここでは、その中でもちょっと手が出しにくい銀杏にスポットライトを当ててみましょう。
硬い殻に包まれた銀杏は、茶碗蒸しの具材としてはよく見かけますが、家庭で殻から調理する機会は少ないかもしれません。
ですが、銀杏は電子レンジを使えば簡単に殻が剥け、シンプルに塩でいただくとホクホクしてとても美味しいんです!
また、ビタミンを多く含む上、種子食品にしては脂質が少ないので美容にもいいのが嬉しいですね。
銀杏の調理方法などについて詳しくご紹介します。
銀杏ってレンジで簡単にできちゃうって本当?時間はどれぐらい?

銀杏は電子レンジでポップコーンのような要領で加熱します。
準備するのは極普通の茶封筒、もしくは小さな紙袋。
10粒程度を封筒に入れ、口を2、3回折り返します。
こうしないと加熱した時に銀杏が飛び出す可能性があるので、しっかり閉じましょう。
電子レンジの機能にもよりますが、1000ワットで40秒、それ以下のワット数なら1分程度を目安に加熱します。
ポン!ポン!と弾ける音がしたら出来上がり。
こうすることで殻と中の薄皮が剥けやすくなります。
銀杏をレンジにかけて破裂しないの?失敗しないポイントは?

電子レンジで銀杏を加熱すると、時々大破裂を起こすことがあります。
結構な破裂音が鳴るのでビックリしてしまうし、実も砕けて飛び散るのでなるべく起こらないようにしたいですね。
残念ながら電子レンジで加熱する限り、100パーセント破裂を防ぐのは不可能ですが、いくつか工夫できる点はあります。
- まずは加熱前に殻をペンチなどで潰して裂け目を作っておくこと。こうすることで大きな破裂を避けることができ、中の薄皮も剥けやすくなります。
- また、加熱時間を長くしすぎないこと。長くて1分半くらいまでにします。
- 封筒ではなくティッシュペーパーの空き箱を使う方法があります。空き箱に銀杏を入れ、封筒の時と同様に加熱します。封筒で加熱するよりは破裂音が少ないようです。
銀杏はレンジで手軽に殻むきできる!でも食べ過ぎには要注意!

上記のように銀杏の殻むきは意外と簡単にできます。
剥いた銀杏は塩をかけてそのままいただくと銀杏のホクホクと特有の苦味が味わえます。
ちょっとひと工夫して揚げると揚げ銀杏に。串に数個刺すと料亭の前菜のようになります。もちろん茶碗蒸しにいれてもいいですし、ご飯に入れて銀杏ご飯も素敵です。
ただし、食べ過ぎには注意しましょう!
銀杏には加熱によっても消失しない毒があり、食べすぎると中毒症状を起こします。
症状は食べてから1時間〜半日で現れ、嘔吐やけいれんを起こします。
特に子供は解毒の能力が低いので注意が必要です。
大人だと40個、子供だと7個くらいから中毒の危険性が増えるとされていますが、体質によってもっと少量でも中毒を起こすことがあるので、気をつけましょう。
まとめ

以上のとおり、銀杏の殻むきは破裂に気を付ければ意外と簡単です!
銀杏を自分で拾う時は、かぶれるので手袋をして拾いましょう。
また、たくさんある時には冷凍保存も可能です。
殻付きのままでも冷凍はできますが、殻をむいた実を冷凍する方が日持ちしますし、使い勝手がいいです。
殻をむいた実は密閉容器に入れて冷凍すれば、半年くらいもちます。
美容にもよく美味しい銀杏ですが、食べすぎると中毒を起こします。気をつけて下さいね。