お墓参り

いまさら聞けない!秋分の日のお墓参りはいつ行くのが正解?

秋分の日のお墓参りはいつ行くのが正解かご存知ですか?

皆さんお墓参りは行っていますか?

一般的に「お彼岸」とは春分の日と秋分の日のことを指します。

これから迎える秋分の日にお墓参りへ行かれる方も多いのではないでしょうか?

 

ただ、皆さんの中には

「そもそも秋分の日にお墓参りする理由って何だろう?」

と思う方もいると思います。

 

そこで今回は、秋分の日のお墓参りについてご紹介します。

 

お墓参りにいかれる予定のかたは、こちらもチェックくださいね。

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そもそも秋分の日とは?

秋分の日は、皆さんご存じの通り毎年9月23日前後にやってくる祝日です。

日付は固定されていないので、9月22日になることも24日になることもまちまちです。

昼と夜の長さが同じになる日として、この日をお彼岸の中日と言います。

 

単に、

「祝日だから会社や学校が休みになってラッキー!」

と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

あるいは、「秋分の日はお彼岸と言われる時期だからお墓参りをする」

と思っている人も方もいらっしゃるかと思います。

 

そこで、次の項では秋分の日の由来に触れてみましょう。

 

 

秋分の日にお墓参りをするのはなぜ?

秋分の日にお墓参りをする理由は、「亡くなった人を偲ぶ日」だからです。

 

秋分の日は、1948年に「祖先を敬い亡くなった人を偲ぶ日」として制定された、大事な意味が込められた祝日です。

仏教の「極楽浄土は西方にある」という教えにより、

太陽が真西に沈む秋分の日は、この世とあの世が最も近づくお彼岸と言われています。

「彼岸」という言葉には極楽浄土の意味も含まれるのです。

 

その為、極楽浄土(彼岸)を祈って亡くなった人を偲ぼうという意味合いで制定された秋分の日。

そんな意味合いから「お墓参りの日」ともいわれています。

 

昔は、宮中祭祀の1つでもあるほど日本国民にとって重要な日だった名残が

現在の祝日として制定されることになったと言われています。

 

小豆は邪気を払う効果があると昔の人は考えていたことから、

秋分の日には「おはぎ」をお供えする習慣が現在でも残っています。

 

秋分の日の由来を知ると、現在の日本の当たり前になっている習慣の一つ一つに

大切な意味を感じるのではないでしょうか。

単なる祝日だと思っているのと、秋分の日の由来を知っているのとでは

過ごし方も変わってくるかもしれませんね。

 

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秋分の日のお墓参りはいつからいつに行くのが正解?

秋分の日の当日にお墓参りに行けばいいのか、それともなんとなく秋分の日の近くになったらお墓参りに行けばいいのか分からず、

今更聞くにも聞けないという人も多いかと思います。

 

必ずしも秋分の日に行く必要はありません

秋分の日をお彼岸の中日として、前後3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間になるため、

この7日間のどこかでお墓参りへ行きましょう。

 

前述通り、秋分の日は日にちが固定された祝日ではないので、お彼岸の日付は毎年異なります。

お仕事やプライベートの予定と調整してこの期間に行きましょう。

 

この期間に亡くなった方が好きだったお花をお供えに行けば、きっと天国で喜んでくれるかもしれませんね。

 

 

お墓参りは何時ごろにいくべき?

皆さんはお墓参りへ何時ごろ行っていますか?

基本的にルールはない為、都合のいい時間にいつでも行けるお墓参りですが、

可能であれば午前中のお墓参りをおすすめします。

 

ご先祖様を偲ぶことを最優先にすると、その気持ちがご先祖様に伝わるのです。

そして時間に余裕を持っていくと、お墓のお掃除をする時間も十分取れるので

ご先祖様も喜びます。

 

また、お彼岸の時期には日が暮れるのも早く、段差などが多い墓地では、足元が危険になるため、そういった意味でも午前中のお墓参りをお勧めします。

 

しかし、遠方から行く方はどうしても午前中が不可能というかたもいると思います。

大切なのは「気持ち」なので、無理して午前中に向かう必要はありません。

そういった場合は、午後にしっかりご先祖様にあいさつし、日々の感謝をしましょう。

 

まとめ

ご先祖様がいたからこそ、今のあなたがいます。

普段なかなか気にすることのない秋分の日。

実は古くから大切にされてきた日なのです。

そして、あなたから、あなたの子へと秋分の日の由来を受け継がれてください。

 

亡くなった人を偲ぶ日。

 

この意味を知ったあなたも、

次に来る秋分の日はお墓参りに行かれてはいかがでしょうか?

 

お墓参りにいかれる予定のかたは、こちらもチェックくださいね。

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