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フライパンの焦げや錆の落とし方はこれ!落とせる洗剤やグッズも紹介します!

今回は、フライパンの焦げの落とし方と落とせる洗剤やグッズを紹介します。

何度でも再生出来るので捨ててしまうには勿体無い鉄製フライパンの錆の落とし方について紹介していきたいと思いますのでご参考ください!

 

フライパンはお料理で使っている内に焦げがついてしまう事がありますよね?

焦げがついたままのフライパンは見た目も悪く、お料理の美味しさも半減しそうです。

とりあえず洗ってみたものの汚れが中々落ちないなどの経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか?

お料理中にフライパンをうっかり焦がしてしまったと言う経験は誰にでもある事かと思われますが、その時、皆様はどの様に対処されていますか?

焦げをそのままにしていますか?また洗剤を使いタワシなどで擦って落とそうとされる方もいるかと思われますし、綺麗にすれば使えそうなフライパンでも新しい物を購入している方もいるかもしれませんね。

更に、鉄製のフライパンを暫く使わずにいたら、変色していた、表面がサビていたと言う事もあるかと思います。

どちらにしても、お料理を作るどころではなくなってしまいますよね?

我が家は、私が使わないと感じた物は買わないタイプですので、焦げたりサビたりする程、フライパンを持っていません(笑)。

ですが、いざと言う時のために、私も方法は知っておいて損は無いと思っていますので、今回色々と調べてみました。

 

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フライパンの焦げの落とし方!

最近のフライパンは、テフロン加工などが施され焦げがつきにくくなっている物が多いですが、毎日お料理で使っている内にテフロン加工が剥がれ、焦げつきを落とす力も無くなり油を引いただけでも焦げる様になってきます。

ですが、フライパンは焦げつき始めたらもう落とす事が出来ないという物ではありません。

しっかりと手入れをし、定期的に焦げを取っていけば年単位で使用出来る物なのです。

買い換えると出費もかさみますので、買い換える前に、フライパンの焦げを落とす事を実践してみるのも良いかと思われます。

 

空焚きをする

フライパンに何も入れずガスコンロにかけ、強火で約20分ほど空焚きします。

空焚きすると凄い量の煙が出ますが、これはフライパンの焦げつきが燃えている事ですので、煙が出なくなるまで熱します。

空焚きをしている最中は、窓を開けたり換気を良くしたり、火災防止のためにもフライパンから目を離さないようにして下さいね。

空焚きした後は水に漬けて、冷めたら金属製のヘラなどで擦ってみましょう。

注意としては、焦げ防止のコーティング・テフロン加工が底に施されているフライパンの場合は、テフロンが傷つき剥がれてしまう事がありますので、空焚きは出来ません。

空焚きが出来るのは昔からある様なフライパンのみです。

 

天日干しする

フライパンを綺麗に洗ったら、そのまま外に出し1日天日干しにしましょう。

この時、焦げがある部分に日光を当てる様にして下さい。

翌日、フライパンに水を入れ焦げついた部分を中心に良く濡らし、もう1日天日干ししてから、木ヘラなどを使って焦げの表面を軽く擦ってみて下さい。

これでも落ちない場合は、天日干しする期間を一週間にしてみて下さいね。

 

ペットボトルのキャップを使う

ペットボトルのキャップについている滑り止め用のギザギザ部分を使いフライパンを磨くと、これが研磨作用として働き焦げが落ちます。

この方法は、フライパンを傷つける事もなく、テフロン加工などが剥がれてしまう心配も少なめですし、火災の危険性も無いので良いと思います。

 

卵の殻でこする

卵料理を作る際に、卵の殻は取っておきましょう。

卵の殻は表面がザラザラしていて適度な研磨作用があるため、フライパンだけではなく土鍋や耐熱ガラスの焦げを落とす時にも使えます。

スポンジに砕いた殻をつけて擦りながら磨けば簡単に焦げが落とせますし、使った後の卵の殻は生ゴミとして捨てられます。卵の殻だらけになったフライパンはしっかり水洗いして下さい。

 

沸騰させる

テフロン加工されているフライパンは高温に弱く、金属タワシなどを使い強く磨くと加工効果が無くなってしまうほか、剥がれた部分が傷となり、更に焦げつきの元となってしまうので止めておいた方が良いです。

テフロン加工されているフライパンの場合は、水を入れ沸騰させたら一晩置きます。

これで大体の焦げが浮き上がってきますので、翌日スポンジで洗いましょう。

また、玉ねぎの茶色い皮を入れ沸騰させると焦げつきがこすらなくても綺麗に落ちるそうです。

 

お酢を使う

フライパンの焦げつきが酷い部分にまんべんなくお酢をふりかけ10分ほど放置しておくか、焦げの部分が隠れる程度に水を入れたらお酢を大さじ2杯入れて沸騰させると、焦げの部分から泡が立ってきます。

2分ほどそのままにしておき、木べラなどで軽く擦れば簡単に落ちます。この後、フライパンがお酢くさくならないよう、水洗いはしっかりして下さい。

 

重曹を使う

焦げついたフライパンに水と重曹を入れて沸騰させます。

重曹の量は水1カップに対して大さじ1杯程度です。

沸騰させた後にスポンジを使って洗えば綺麗に落ちます。

アルミやアルミ合金製のフライパンには使用出来ませんので注意が必要です。

 

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フライパンの錆びの落とし方!

鉄製のフライパンは錆びたら使えないと思っている方が意外と多いようですね。

鉄製のフライパンの錆びは事前に予防が出来ますし、何より穴があくまで使えるほど耐久性があるのです。

鉄製のフライパンは、普段使っているだけで小さな傷が出来てしまいます。

その傷に水分や汚れが入り錆びの原因になっています。

鉄製のフライパンの錆びの落とし方から予防方法まで紹介していきたいと思います。

 

鉄製フライパンの油ならし

鉄製フライパンを買ったらすぐに油ならしをして下さい。鉄製フライパンは凄く熱くなるので火傷に注意して下さいね。

  1. 強火で空焚きをして、鉄の表面が青くなるまで焚きます。
  2. 油を薄くひいたら野菜くずなどを軽く炒めます
  3. フライパンが冷めたら洗剤を使わずに、水やぬるま湯だけで洗います。
  4. 最後に、またフライパンを強火で空焚きをして、フライパンの水気を飛ばしたら油を薄く引いて終わりです。

 

錆びの落とし方

フライパンの錆びの落とし方を解説します。

  1. 錆がそれほど無い場合は、鉄製フライパンに水とお酢を入れて沸騰させます。暫くすると錆びが落ちてきますので、良くすすぎます。水分が残ったままだと水が酸化しまた錆びてしまうので、空焚きをして水分を飛ばして下さい。
  2. 錆が酷い場合は、こびりついた錆びを擦って落としていく必要があります。
  3. タワシで錆を擦ると赤錆が落ちてきますので、クリームクレンザーを使い傷をつけないように丁寧にこすっていきます。クリームクレンザーを使っても錆が落ちない場合は、粉のクレンザーを次に使ってみて下さい。その後、100円ショップなどで売られているサンドペーパーを使って磨いていきます。サンドペーパーを使う時は、フライパンの厚みが2mm以上なら大丈夫ですが、1mm以下の物には使用しないで下さいね。
  4. ここまで終わったら、鉄製フライパンに水とお酢を入れて沸騰させます。①も②もどちらも火とお酢を使いますので、火災にならないよう注意するのと、お酢の匂いが気になるので、火を使う時は目を離さずに部屋の換気もして下さいね。
  5. 保管する。錆びつきを防ぐ為に、綺麗になった鉄製フライパンは完全に乾かす様にして下さい。キッチンペーパーなどにサラダ油やオリーブオイルをつけ、鉄製フライパンをコーティングしてから、湿気の少ない場所で保管して下さい。今後の焦げ予防にもなります。

 

長期間使う必要のない鉄製フライパンは、サラダ油やオリーブオイルを薄く塗った後、新聞紙に包んで保管して下さい。

鉄製フライパンは錆びてしまっても、きちんとした落とし方を覚えておけば、買い換える必要も無く長く使い続けられる物です。

 

フライパンの焦げや錆びを落とせる洗剤やグッズを紹介!

フライパンについてしまった焦げや錆びを落とすのに必要なのは擦る力ではなく、化学の力と言われております。

また、フライパンの材質に合った物を使用する必要がありますので、使用しているフライパンを確認した後に実践する様にして下さいね。

 

フライパンの材料別の焦げの落とし方

以下が、フライパンの材料別の焦げの落とし方をまとめたものです。

  • ステンレス製のフライパンの焦げ: 重曹を加えた水で沸騰させた後、箸や木べラを使って落とす。
  • アルミ製のフライパンの焦げ: お酢を使って加熱した後、天日干しにしてから水気を拭き取る。
  • 鉄製のフライパンの焦げ: 塩をかけたら加熱させ、塗れた布で磨く
  • テフロン製のフライパンの焦げ: 水を沸騰させ一晩漬け置きし、翌日に柔らかいスポンジで擦る。

 

用意する物

  • お酢(レモンやクエン酸でも大丈夫です)
  • クレンザー(クリームタイプと粉タイプの2種類)
  • タワシ
  • サンドペーパー
  • 洗剤
  • 重曹(ガスコンロやグリルなど様々な汚れに効きますので、洗剤同様に常備しておくと良いと思います)
  • 卵の殻
  • ペットボトルのキャップ

などです。

 

その他の方法

鉄製のフライパンの焦げを落とすのに、アルミホイル・塩があります。

アルミホイルは、クレンザーや重曹をつけた後に、丸めたアルミホイルで擦ります。

塩の場合は、乾いた鉄製のフライパンの焦げの箇所に塩を一掴みかけたら、火にかけて焦げの部分を加熱させます。

熱くなったら、塗らしたタオルやキッチンペーパーで焦げを擦り、焦げが落ちたら火を止め、フライパンを洗います。

 

また、IHクリーナー消しゴムを使う方法もあります。

フライパンの焦げだけではなく、IHヒーターの汚れも落とせます。

スティック型で持ちやすく女性にも安心して使う事が出来ます。

 

注意点

  • 火災や手の怪我には充分に注意して下さい。
  • フライパンのダメージを防ぐために無理やり擦らないで下さい。
  • また、フライパンの素材によって洗剤・使用する物を使い分けて下さい。
  • フライパンの洗い方・料理の後の熱々になったフライパンをすぐに洗いたい時は、水ではなくお湯で洗って下さい。
  • フライパンの表面に汚れが残っている時は、洗剤を溶かしたお湯につけておくか、キッチンペーパーや新聞紙を使って汚れを拭き取っておくのも良いです。
  • コーティングがされているフライパン、鉄製のフライパン、共に、洗い終わったら充分に水分を拭き取りましょう。

まとめ

フライパンって便利な物ですよね?

使わない日が無いというほどお料理に活躍してくれる物です。

だからこそ、使用後のお手入れをきちんとし大切にしたいものです。

そしてフライパンは購入する前に「どの様な素材のフライパン」なのかも把握しておく事が重要になります。

フライパンの性質を知っていれば、確実に綺麗に落とせる方法も分かります。

お料理を楽しくするためにも、調理器具は普段からお手入れしていきたいものですね。