引っ越しをしたら、新居でこれからお世話になる近隣住民の方に挨拶をするのが一般的です。挨拶内容や訪問時間、手土産に何を準備すべきかなど、結構悩むものです。
ですが、挨拶するのにもマナーはあります。
今回は挨拶の適切な訪問時間や手土産についてご紹介します。
引っ越し時のご近所への挨拶に最適な時間と挨拶の言葉

引っ越しの挨拶は新居でするというイメージが強いですが、旧居でも挨拶をしましょう!
今までお世話になったことと、引っ越し作業で騒音やトラック駐車などで迷惑がかかります。
なので、お世話になった挨拶とともに、引っ越し作業をする日時を伝えましょう。
タイミングとしては、引っ越しをする前日までに挨拶をするのがいいでしょう。
引っ越しの前日は準備でバタバタしてしまうので、1週間前には挨拶の準備をすると余裕が持てます。
新居での挨拶も旧居と同様です。
トラックの駐車や荷物の搬入なので迷惑がかかるので、できれば前日までに挨拶をするのが理想的です。
しかし、新居が旧居より遠い場合には前日までに行くのは難しいでしょう。
その場合は引っ越し作業が終わったら早めに挨拶に行きます。
時間や言葉もマナーがありますので確認してから行きましょう。
挨拶に最適な時間は?

最適な時間は土日の昼間から夕方までがおすすめです。
時間帯でいうと午前10時頃から午後5時頃まででしょう。
ですが、自分や挨拶する相手が土日休みでない場合は、土日の挨拶は難しいです。
日中にタイミングが合わない場合もあります。
その場合は午後7時~午後8時の夜の早い時間帯に行くようにしましょう。
午後9時以降の訪問は避けるべきです。
挨拶の言葉

引っ越しの挨拶に決まりの言葉などは特にありません。
「お世話になりました」
「これからお世話になります。」
という気持ちが伝わるように挨拶をしましょう。
旧居の挨拶例としては
「〇〇号室の〇〇です。
〇日に引っ越すことになりました。
色々お世話になり、ありがとうございました。
当日は朝早くから騒々しいと思いますが
申し訳ありません。」
新居の挨拶例としては
「〇日に〇〇(住所や部屋番号)に引っ越してきました、
〇〇と申します。
引っ越しの際には、騒々しく申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。」
2つの挨拶例のように短い言葉で伝えるのがいいでしょう。
また、新居の挨拶では、伝えないといけないことがある場合には、必ずつけ足します。
例えば、小さい子どもがいる、仕事で不規則な生活をしている、ペットを飼っているなどです。
つけ足して、必ず「ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが・・・」と
一言そえます。
説明をするのとしないのとでは相手の気持ちの持ち方が変わってきます。
あらかじめ知っていれば、ちょっとした迷惑なら受け止めようという気持ちになります。
手土産の品物の定番、おすすめ3選!

引っ越しの挨拶では手土産を持って行きましょう。
大体、相場は500円~1,000円程度の品物が一般的です。
そして、タオルや洗剤などの残らないものがいいでしょう。
カップやお皿など、残るものというのは
人それぞれの趣味などありますので、やめましょう。
また、高価すぎるともらう相手に気を使わせてしまいます。
ではどんなものがいいでしょう。
おすすめを3つ選びました。
タオル
挨拶用の手土産といったらタオルが定番でしょう。
無地のシンプルなものを選びましょう。
石鹸や洗剤
これも定番の品物です。
石鹸や洗剤というのは日常的に使うものなので、いくらあっても困りません。
お菓子
お菓子は見栄えもいいですし、予算の分で詰め合わせが作れたりするので便利です。
引っ越しの挨拶に行く範囲

引っ越しの挨拶は基本「両隣」に挨拶をしましょう。
アパートなどの集合住宅の場合は真上・真下の方にも挨拶をします。
真上・真下というのは生活音が響きやすいからです。
戸建ての場合は向かいの3軒のお家にも挨拶をします。
また、敷地が面している真裏のお家にも挨拶をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
新居では今後住んでいくなかで、周りといい関係をもてるようにするためには、最初の挨拶はとても重要なことです。
引っ越し作業で疲れていると思いますが、周りとのコミュニケーションをしっかりとっておきましょう。