靴下の新常識!裏返し洗濯が重要なのです。洗い方一つで臭いや毛玉を防ぐスゴ技を紹介します。
靴下を洗濯したのに、臭ったり、帰宅したら靴下が臭いこと、ありませんか?
あることさえ行えば、なんと一日履いても臭わなくなるんです!さらに何回履いても毛玉もできにくく、長持ちするスゴ技があるんですよ!しかも超簡単です。
あることって一体何でしょう???
2020年2月19日にNHKのガッテンで、『「靴下」ニューワールド 臭わず長もち!スゴ技大放出』が特集され、このスゴ技が紹介されてました。
目からウロコの情報でしたので、内容をまとめました。ぜひご参考になさってください。
靴下の新常識『裏返し洗い』!臭いも激減、毛玉も予防!

スゴ技とは、『靴下の臭いと傷みを防ぐためには、靴下は裏返しにして洗う』です。
靴下の正しい洗い方まとめ
- 靴下は裏返しにして洗う(*商品に特別な指示がある場合はそれに従うこと)
- 干す時も裏返しのまま
- 傷みを防ぐためには陰干し(*直射日光を避け、風通しの良い場所で)
- ストッキングも裏返しでネットにいれて洗濯
靴下の内側は、足の皮膚や角質などのタンパク質汚れがおおく、洗剤では分解されづらいのです。
内側の汚れ残りに、タンパク質が大好きな菌が繁殖します。
菌が増殖するとき、臭い成分を放出します。
つまり、タンパク質汚れの蓄積が臭いの原因なのです。
実は、靴下の表側についた汚れは落ちやすいんですが、裏側についた汚れは落ちにくいんです。
裏側の糸は伸縮性抜群の化学繊維が使われており、繊維が細かく縮れた糸なので、汚れが絡みやすいんです。
一方、表側は風合いがよい、天然繊維が使用されております。天然繊維は摩擦に弱く傷みやすい素材です。
化学繊維は、天然繊維と比べ強度が強いため、「裏返し洗い」がおすすめなのです。
「裏返し洗い」で表側の汚れは落ちるのか気になりますよね?
実は、表側の油汚れなどは、洗剤の洗浄力で落とすことができるそうです。
靴下を脱ぐ際、大きなゴミやほこりなどがついた場合は、よく払ってから裏返し、洗濯機にいれてください。
横浜国立大学の大矢勝教授によると、「靴下を裏側にして洗ったものと、表のまま洗ったものを比較すると、裏側にして洗ったほうが圧倒的に汚れ落ちがいい。洗濯後のタンパク質汚れの量は、最低でも倍以上、3倍近くの差がある」とのことでした。
番組では、新品の靴下と、裏返し洗い100回を行った靴下を比較したところ、外観の差はほとんどありませんでした。
一方、表洗い100回を行った靴下と新品を比べると明らかに毛玉ができ、劣化しておりました。
臭いや汚れだけでなく、毛玉予防や穴対策に対しても「裏返し洗い」が非常に効果的です。
ガッテン流お洗濯の裏技!

今晩からできるお洗濯の裏技2連発を紹介してたので、まとめます!
部屋干し臭対策
雨の日や冬場は、洗濯物を部屋干しする機会が多いですよね。
その際、困るのは部屋干し臭です。原因はモレクセラ菌です。
用意するものは、酵素系漂白剤と40℃のお湯です。
<方法>
- 酵素系漂白剤適量を40℃のお湯に溶かす。(漂白剤とお湯の量は、酵素系漂白剤の説明に量は記載されている)
- 洗濯物を15分間漬け込む
- 通常の洗濯機で洗濯する。
なお、こちらは月に1回程度の対策で効果的とのことです。
また、洗濯機に洗剤と酵素系漂白剤そ入れて40℃のお湯を入れて洗うことも効果的です。
注意事項:
- 酵素系漂白剤は粉末と液体があります。綿や化繊は粉末・液体ともに問題ないようですが、ウール・シルク。金属繊維は粉末はNGとのことでした。詳しくは、使用される酵素系漂白剤の使用上の注意を確認し、したがってください。
- 衣類によっては漂白剤NGのものもありますので、衣類のタグも要チェックです。
衣類のヨレや伸び対策
洗濯機は通常、底に近いほうが水流が強く、水面は弱いです。
そのため、衣類に対しては、底に近いほうが、洗浄力は強・ダメージは大なのですが、水面近くは逆に洗浄力は弱、ダメージは小なのです。
よって、衣類のヨレや伸び対策としては、
「洗濯機には5〜7割ほど洗濯物を入れて、回す」が効果的です。
こうすることにより、洗濯機の中で衣類がうまく水流にのり上下に対流します。
まとめ

いかがでしたか?
靴下を裏返しで洗濯するだけで、臭いも毛玉も予防できるなんて、目からウロコですよね。
明日の洗濯からぜひ実践してください!
おすすめの靴下情報もご参考ください。
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