2019年11月6日放送のあさイチで『腰痛 肩こり ポッコリお腹の新常識! インナーマッスルを正しく使おう!』というテーマを取り上げておりました。
肩こりや腰痛、ぽっこりお腹は、長年の悩みの方も多いはずです。
とても興味深く、役立つ情報でしたので、紹介します!
目次
インナーマッスルを正しく使う!簡単な鍛え方を伝授!

インナーマッスルとは、関節や内蔵などを支える筋肉です。
身体の深いところにある筋肉で、深層筋とも呼ばれています。
整形外科医の金岡恒治先生曰く、「インナーマッスルが働かないことで、ほとんどの腰痛を引き起こしている!」とのこと。
原因不明の長引く腰痛に対して

番組では、子育て中の女性で長引く腰痛に悩まれている方が登場しておりました。
屈んで作業しているとだんだん腰が重くなったり、姿勢を正した時ピキピキと痛みが走るとのことでした。
自己流ストレッチを行ってきたが効果なしで、病院でも骨は異常なしとのこと。
湿布を貼ればよくなるが、やめると痛くなるということで、ずっと治らないのではないかと絶望感をもたれてました。
そこで、番組では原因と解決法を、東京八王子市の整形外科医、金岡恒治先生がバッチリ解説されておりました。
金岡恒治先生は、インナーマッスル研究の第一人者で、またスポーツ医学のスペシャリストでもあり、水泳の北島康介さんとツーショットの写真が紹介されてました。
先生曰く、
- 多くの腰痛は、骨や椎間板に異常がでていない状況でおきる”見えない腰痛”。
- インナーマッスルがきちんと働かないことで、関節や筋肉への負担によっておきている。
- 多くの腰痛は、脊柱起立筋というアウターマッスルの痛み。
- アウターマッスルに負担がかかりすぎて、痛みがきている。
- つまり、「痛み=アウターマッスル」「原因=インナーマッスル」とのこと。
インナーマッスルが使えてるかどうかを、自宅でもできる簡単チェック法を紹介いただきました。
「インナーマッスル」使えてる?家でもできる簡単チェック法
- まず四つん這いになります。
- 四つん這いの状態で、骨盤を水平に保ちながら、片足を上げ、まっすぐ後ろへのばします。
- インナーマッスルが正しく使えている場合は、体もぐらつかず、まっすぐ足がのばせるとのこと。
- 毎日数回やれば、鍛えれる。
インナーマッスルの正しい使い方
「動作をする直前にインナーマッスルを収縮させる」ことを行うことだそうです。
意識の仕方としては、お尻の穴をすぼめるようにしたり、おしっこを我慢すると、そういうときにインナーマッスルが働くとのことでした。
なにか動作をするときに、「よいしょ」って言いますよね?
その「よいしょ」のタイミングでお尻の穴をつぼめる意識を持てばいいとのことです。
腰痛で悩んでらっしゃった女性のかたも、「インナーマッスルに力をいれてやってみると、お腹の下に一本柱を入れてもらえたような感じ」と表現されておりました。
長年悩まれていたのに、インナーマッスルを意識するだけで、腰痛がなくなったらしいです。
つらい肩こり、インナーマッスルに原因が!?

肩こりは、僧帽筋というアウターマッスルが痛むのですが、肩の深部には菱形筋というインナーマッスルがあります。
そのインナーマッスルを正しく使うと改善に効果的とのことでした。
女性や高齢者でも簡単に鍛えれる方法を2つを紹介していただきました。
ギューストン
やり方は、
- 両肩を持ち上げ(首をすくめる感じ)、
- ストンと一気に落とす。
これだけです。これを1日3回でOK!
肩甲骨クローズ
やり方は、
- まず手のひらを内側に向けて、腕をあげます。頭の上に手を伸ばしてあげる感じです。
- そして、3秒かけて手のひらを外側に向けながら、左右から迫りくる壁を押さえる感じで、腕を下げると、肩甲骨がしまってくると思います。
これを1日5回やればOK!
四十肩や五十肩にも効果があるとのことでした。(ただし、痛みがある場合は無理をせず、病院にいかれたほうがいいと思います。)
気になる「ぽっこりお腹」!インナーマッスルが原因!?

木野産婦人科病院の木野秀郷先生が解説されてました。
「インナーマッスルの中でも骨盤底筋群がたるんでくると、下腹部にある内蔵が垂れ下がってきて、お腹の緩んでいるところに入り、ポッコッとなる」とのことです。
出産経験のある女性は、内臓をつりあげ固定する働きをする「内骨盤筋膜」が、お産で引き伸ばされ弱ってくるのが原因とのこと。
そこで、登場されたのが。理学療法士の田舎中真由美さん(骨盤底筋研究20年!)がズバリ、鍛え方を伝授してくれました。
骨盤底筋の鍛え方。どこでもできるトレーニング法を伝授!
インナーマッスルのトレーニングをすることが重要で、下腹部がすごくへこんでくると思うとのこと!
ちなみに、骨盤底筋のゆるみは、尿もれ・便漏れ・骨盤臓器脱に原因にもなるらしいです。
鍛え方は、女性の場合は、インナーマッスルを使って、膣を引き上げるように意識する、男性の場合は、インナーマッスルを使って、性器を持ち上げるようにするだけです。
おしりにある尾骨が少し上がる感じがすればOKとのことでした。
目標10秒、呼吸止めずに行うことがポイントです。
外観からはわからないので、どこでもできるトレーニング法です。
これでぽっこりお腹も解消です!?
まとめ
いかがでしたか?
腰痛や肩こり、ぽっこりお腹の原因がインナーマッスルになったとは驚きでした。
しかも、誰でも簡単にインナーマッスルが鍛えれるんですね!
是非、お試しあれ。