生活

湿度を適正に!秋冬はどのくらい?湿度はインフルエンザやウイルスや肌にも影響!エアコン・加湿器を効果的に!

湿度を適正にしたいけど、秋冬はどのくらいなの?湿度はインフルエンザやウイルスや肌にも影響するんです!エアコン・加湿器を効果的に使いましょう!

特に冬は一年を通して最も水分量が少なくなる季節で、気象庁から注意報が出る程の影響もあり、様々なトラブルの原因にもなっています。

暖房も現在ではエアコンが主流となり、空気を暖めるため、部屋も乾燥しやすくなります。

快適な生活を送るために必要なエアコンですが、設定温度は何度にしたら良いのか、人間が快適に過ごす為に部屋の湿度は何度が良いのかが重要なポイントになります。

皆様の部屋は快適な湿度に保たれていますでしょうか?

部屋の温度や湿度を適切に保つと毎日をより快適に過ごせる様になります。

人間が室内で快適に過ごせる温度や湿度は季節によっても変わり、一般的に

  • 夏は温度25~28℃、湿度45~60%、
  • 冬は温度20~22℃、湿度45~60%

ですが、一年を通した場合、湿度は50%程度に保たれると快適な状態だと言えるそうです。

ですが、この温度や湿度はあくまでも一般的なものですので全ての方に該当する訳ではなく、温度や湿度の感じ方は人それぞれ個人差によっても違ってきます。

男性は暑く感じても、冷え性に悩んでいる女性は寒く感じるかもしれませんので、自分の身体の状態により調節する事が大切だと言われています。

<スポンサーリンク>
うるおい満点の肌へ【nanoMix H × 彩雫肌(ハンディミスト・専用化粧水セット)】

Chutea.

湿度の適正値はどのあたり?冬に設定するべきエアコン設定は?電化製品を使わなくても湿度のコントロール方法を伝授!

環境省が冬場にエアコンなどの暖房を使用した場合、室温の目安を20℃と推奨している事から、私達が生活する際に快適な温度・湿度は、『温度20~22℃、湿度45~60%』になると言われています。

日本では、事務所衛生基準規則によりオフィスの環境基準が定められており、温度・湿度について「空気調和設備を設けている場合は、室内の気温が17度以上28度以下、及び相対湿度が40%以上70%以下になるよう努めなければならない」とされています。

エアコンを使用している部屋で湿度を上げるには、加湿器を使用するのが確実ですが、全ての部屋に置ける状態ではない事もあるかと思われます。

電化製品を使わなくても湿度のコントロールは出来ますし、中には出張や旅行などでホテルに宿泊した時にも役に立つ乾燥対策もありますので紹介していきたいと思います。

*湿度は湿度計で管理する様にして下さい。直接日光が当たる場所・暖房器具・加湿器などの側に置くのは避けて、床から高さ1.5m位の所に設置するのが良いと言われています。

①濡れたタオルや洗濯物を部屋に干す

タオルを水に浸して絞り部屋の中に吊るしておくだけで、タオルの水分が空気中に蒸発し部屋の湿度が上がります。

8~10畳ほどの部屋で必要なタオルは1~2枚で、出来るだけ広げて吊るして下さい。

小さなタオルよりバスタオルなど大きい物はより効果を期待出来ますので、お風呂に入った後に使ったバスタオルを寝室のベッドに近くに干すのも良いと言われています。

また、洗濯物を部屋に干しても同じ効果が期待出来、暖まった部屋なら洗濯物の乾きも早く、水分が蒸発するので室内も潤います。

どちらの場合も、水が垂れないよう注意して下さい。

②拭き掃除をする

床がフローリングの場合は、水で濡らし固く絞った雑巾などで拭き掃除をすると、部屋も綺麗になりますし、床に付着した水分が蒸発し加湿効果が期待出来ると言われています。

③コップに水を入れておく

コップに水を入れてテーブルの上に置くだけでも加湿効果が期待出来ますが、パソコンなど精密機器がある場所では水をこぼしてしまうと大変な事になってしまいますので、寝る時だけベッドの近くに置いた方が良いかもしれません。

④霧吹きを使う

霧吹きでカーテンなどに水を吹きかけると、細かな水滴が乾燥した室内で蒸発し湿度を高めると言われています。

消臭・除菌スプレーの使用も良いかもしれません。

ただ、カーテン・カーペット・ソファなどは水をかけ過ぎるとカビの原因にもなりますし、パソコン・テレビ・スマホなど電子機器は故障などの原因になりますのでかからない様に注意して下さい。

⑤やかんやお鍋を使う

やかんやお鍋でお湯を沸かしたら、蓋を開けて部屋に置くだけで、蒸気が部屋の中に広がり湿度が上がります。熱いですから火傷に注意して下さい。

⑥加湿器を使う

加湿器は適切な湿度を自動的に維持してくれます。

加湿器を置く場所は、エアコン・窓の側は避けて下さい。

また、寝る前にエアコンを消す場合は、加湿器も切る様にして下さい。

⑦観葉植物を置く

観葉植物を部屋に置いている方は、定期的に水やりをすれば乾燥対策になります。

ただ、冬場は植物の活動が鈍くなり、広い部屋に1個だけ置いても効果は期待出来ませんので、広い部屋ほど大きな観葉植物が必要です。

ですので、加湿対策としては、あくまでもプラスアルファです。

⑧マスクを使う

電車内や、家で寝る前にマスクをすると、息には湿気が含まれていますので顔の周りだけでも湿度が上がり、喉の保護にも役に立ちます。

湿り気のある濡れマスクも販売されていますが、鼻がつまっている方は使用出来ませんし、子供や赤ちゃんは、濡れマスクを使用すると窒息事故を起こす場合も出てきますので注意が必要です。

子供や赤ちゃんには、こまめに水分補給をさせて、固く絞ったタオルを側においてあげると良いでしょう。

更に、冬の外出は短時間で済ませ、小さい子供ほど人混みに連れて行かない様にしましょう。

<スポンサーリンク>
うるおい満点の肌へ【nanoMix H × 彩雫肌(ハンディミスト・専用化粧水セット)】
Chutea.

冬に湿度が下がることで起こる弊害は?

冬は一年を通して最も水分量が少なくなる季節です。

湿度が下がることで起こる弊害を解説します。

①インフルエンザやウィルス細菌が好む

インフルエンザを始め感染症のウィルス細菌は、気温が低く乾燥した環境を好むと言われています。

冬場にインフルエンザや風邪が流行るのは、病原菌の増加だけではなく、空気が乾燥しているので口や鼻の呼吸器系の粘膜も乾燥する事により、感染症に対する防御機能が低下してしまう為、喉に痛みを感じたり、ウィルス細菌が身体の中に入りやすい状態になっている事が大きな原因の一つと言われています。

暖房が効いているから大丈夫と思うかもしれませんが、寝る時に暖房を消せば室温は下がりますし、日中でも暖房をつけていない部屋の室温は低いままなので、ウィルスが繁殖する時間や場所はあると言われています。

②髪への影響

気温が低い冬場は空気中に含まれる水分量が少なくなるため、髪にも影響してきます。

健康な髪の水分量は大体11~13%とされているので、乾燥するとパサつきを感じたり、広がりやすくもなります。

テレビで紹介されていたようですが、頭皮に痒みを感じる・フケが出るなど頭皮の相談が多くなってくるのも、冬場に多いそうです。

頭皮に含まれる水分は皮脂により守られていますが、乾燥により水分・油分が蒸発し、痒みやフケの症状が出ると言われており、放置しておくと抜け毛の原因にもなるそうです。

また湿度が40%を切ると静電気も発生しやすくなるので、切れ毛や枝毛の原因になるとも言われています。

③肌の乾燥

肌は保湿をする事が大事と言われています。

肌の水分量が10%以下になるとドライスキン状態となり、カサカサして肌に粉がふいたり赤みが出たりなどのトラブルを引き起こし、痒みの原因になるとも言われています。

冬場は他の季節に比べると乾燥している状態が続いている事が原因の一つとも言われています。

<スポンサーリンク>
うるおい満点の肌へ【nanoMix H × 彩雫肌(ハンディミスト・専用化粧水セット)】

Chutea.

④野菜、古美術品への影響

野菜は90%前後の水分を含んでいて、その内の5%だけでも減少すると鮮度や品質が低下すると言われています。

また、絵画などの古美術品なども湿度の低下により、ひび割れ・劣化を起こすそうです。

⑤静電気の発生、電子機器への影響

乾燥により湿度が低下すると物の表面が乾き、電気が流れやすくなり、静電気が帯電しやすい状態になるため、ドアに触れただけでも不快な電撃が起こるだけでなく、電子機器の誤作動の原因にもなるそうです。

湿度が適正でないとどうなるの?インフルエンザが流行りやすい温度と湿度は?

朝や夕方の冷え込みが厳しくなってくると冬が近づいてきます。

これからの時期に流行しやすいのがインフルエンザで、感染予防にはワクチン接種やうがいの他に、部屋の適切な温度と湿度を管理する事が大切になってきます。

乾燥するとインフルエンザに罹りやすくなるのは、ウィルス細菌が低湿度になると空中を浮遊するため、鼻や口から身体にウィルスが入りやすくなるからだと言われています。

冬場は大気が乾燥していますが、更に部屋の暖房によって乾燥が進み空気中に水分が少ない状態だと、咳やくしゃみで出た飛沫が飛び、それに乗ってインフルエンザウィルスも室内の空気に拡散されてしまうそうです。

インフルエンザウィルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いと言われております。

1961年にはG・Jハーパー研究者が「温度20℃以上、湿度50~60%で空気中の感染力が下がる」事を突き止めています。

これらの温度・湿度を保つ事により、インフルエンザの感染予防になると言われています。

部屋を乾燥させすぎない為に、

  • エアコンを使用する時は、空気清浄機に加湿器を搭載した物を一緒に利用すると良いそうです。

その他にも、

  • うがいを徹底する、
  • 水分はこまめに摂りマスクを使用する、
  • 部屋の換気をこまめにする、
  • エアコンに頼らず着る物で調整する

こういったことが予防に良いと言われています。

 

まとめ

湿度の低下は、健康や美容に悪影響を及ぼし、免疫力が低下していればインフルエンザや風邪などに感染するリスクも高まりますので注意が必要になってきます。

部屋の湿度を調節し、快適に過ごせる環境作りをして今年の冬を乗り切る参考にして頂けたらと思っています。

 

<スポンサーリンク>
うるおい満点の肌へ【nanoMix H × 彩雫肌(ハンディミスト・専用化粧水セット)】

Chutea.