食洗機の掃除は油汚れとの闘いともいえます。食洗機の寿命を決めるビルトインの掃除のポイントを調べました!パッキンの掃除が鍵なんです!
今回は食洗機の掃除(油汚れ)に関してポイントや食洗機の寿命の延ばし方を伝授致します!
皆さんは食洗機をお使いですか?面倒な食器洗いがなくなり、とても便利ですよね。
現在では、ビルトインの食洗機も増えていて、食洗機を使っているという方も増えています。
そんな毎日使う食洗機。
実は!食洗機の掃除の仕方で寿命が変わってくるんです。
食洗機は長く使い続けたいですよね。
その大掃除のポイントや寿命の延ばし方を、詳しくご紹介します。
さらに!洗いやすい食洗機もご紹介しますので、これから買い換える方は参考にしてみて下さい。
目次
食洗機別!大掃除のポイント紹介

食洗機は、「卓上タイプ」「ビルトインタイプ」の主に2種類になります。
どちらの場合も、使い終わった後には、残さいフィルターのお手入れをしましょう。
残さいを取り除き、フィルターは柔らかいブラシで掃除する。
これが毎日の掃除の基本となります。
卓上タイプの大掃除のポイント
卓上タイプの食洗機は、毎回のお手入れの他に
- 月2~3回目安:庫内のお手入れ
- 月1回程度:本体のお手入れ
月2~3回、庫内を定期的にお手入れすることで、庫内に汚れがつきにくくなります。
庫内のお手入れをする時には、そのメーカーの指示に従った食洗機専用の洗剤を使いましょう。
洗剤は、液体、粉末、タブレットなどがあります。
台所用洗剤を使うと、泡の影響で、ノズルが故障することがあるため使わない方が良いでしょう。
また、重曹などは成分が固まり、故障に繋がることがありますので、できれば避けた方が良いでしょう。
月1回程度は、本体のお手入れも必要です。
庫内のお手入れだけでは汚れが落ちていないところや、パッキンなどの部分を掃除することでカビを予防できます。
パッキンなどは薄めた漂白剤などを使って、水拭きをすると、カビや汚れをスッキリ落とすことができます。
排水ホースなどにもカビや汚れがたまっていることがありますので、合わせて掃除をしておきましょう。
ビルトインタイプの大掃除のポイント
ビルトインタイプの食洗機は、毎回のお手入れの他に
- 月1回程度:拭き掃除、ノズルの掃除、庫内洗浄
- 数ヶ月おき:庫内のカビ洗浄
これらのお手入れが必要です。
拭き掃除は柔らかい布を使って、ドアと枠、ふち、庫内の汚れを拭き取りましょう。
庫内に水やお湯などを入れてしまうと、故障の原因となってしまうことがあります。
ノズルに汚れがたまることで、洗浄水の出が悪くなってしまうため、洗浄力がダウンしてしまいます。
本体からノズルを外し、水洗いをして汚れを落としましょう。
庫内洗浄をしないまま使い続けることで、悪臭や、庫内に汚れがこびりつく原因となります。
ビルトイン食洗機専用の洗剤を使って、お手入れコースや標準コースでカラ洗いしましょう。
数ヶ月おきには、カビの洗浄も必要です。
白いカルシウム汚れやニオイなどを消すのにも役立ちます。
庫内クリーナーを利用して、掃除をすると良いでしょう。
掃除の仕方で決まる食洗機の寿命の延ばし方

食洗機には、卓上タイプとビルトインタイプがありますが、それぞれ寿命が違います。
- 卓上タイプは、一般的には5~7年くらいが寿命
- ビルトインタイプは、耐用年数が10年
この食洗機の寿命を延ばすには、正しい使い方をするということが大前提です。
食洗機の中に水やお湯などを入れて洗わないなど、やってはいけないことは当然やらないようにしましょう。
そして、食洗機の寿命を延ばすために、注目したいのはパッキンです。
パッキンの状態はこまめにチェックしておくと良いでしょう。
食洗機の故障の多くが、パッキンの劣化が原因となっています。
そのため、パッキンの掃除はもちろん、定期的に交換をするなどすると食洗機自体の寿命も延びるでしょう。
パッキンが劣化してしまうと、それに伴い水漏れが起こることがあります。
この水漏れが機械の部分にダメージを与えるため、修理、もしくは買い替えということになります。
パッキンの状態は日頃から注意して見ておき、タイミングを見て交換するようにしましょう。
また食洗機を使い終わったり、掃除が終わったら、しっかりと乾燥させるようにしましょう。
乾燥させることでカビなど雑菌の増殖を防ぐことができます。
毎回のお手入れだけでなく、1ヶ月に1度、もしくは数ヶ月おきに、しっかりとしたお手入れをすることはとても大切です。
これから買い換えるときのコツ!洗いやすい食洗機とは?

食洗機を選ぶ時には、まず卓上タイプとビルトインタイプ、どちらを選ぶかでポイントも変わってきます。
- 卓上タイプは、設置も自分ですることができます。そのため、コストは抑えられるというメリットがあります。しかし、卓上タイプですので、設置場所が必要になります。キッチンのスペースが狭くなることもありますし、本体や排水ホースなどが見えてしまうというのも、デメリットになるかもしれませんね。
- ビルトインタイプの場合には、キッチンの一部に組み込みますので、キッチン下の収納スペースは減ることになりますが、全体的に見た目がスッキリするというメリットがあります。洗浄している時の音も、比較的静かです。ただし、設置するのには工事などが必要になりますので、設置までの時間やコストがかかるというのはメリットでしょう。
さらに、食洗機別に選び方のポイントをみてみましょう。
卓上タイプ
卓上タイプの食洗機を選ぶ時には、ドアの開き方に注目してみましょう。
- 上下型
- 前開き型
卓上タイプは現在この2種類のドアの開き方になります。
上下開きの場合には、前開き型に比べ、容量は大きくなりますが、ドアの前、上の2カ所のスペースが必要になります。
一方、前開き型の場合は、手間にドアが開くため、
必要なスペースは少なくて済みますが、容量も若干少なくなります。
上下開き:パナソニックNP-TR9
こちらは、大容量で約6人分の食器を洗うことができますが、
ポイントは洗う物によって、中の棒ピンをアレンジできることです。
その日使うお皿は違いますが、お皿の大きさや深さに合わせて、アレンジすることができますので、お皿を置きやすいでしょう。
パワフルコースや、バイオパワー除菌などのコースもありますので、お子さんがいるご家庭でも安心して使うことができます。
前開きタイプ:パナソニックNP-TA3
前開き型ですので、ドアを開閉した時のスペースが抑えられ、60cmという高さで、スッキリと収まるサイズになっています。
パワフルコースを搭載しているため、ガンコな汚れをスッキリと落としてくれます。
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ビルトインタイプ
ビルトインタイプも、ドアの開き方に特徴があります。
- スライドオープンタイプ
- フロントオープンタイプ
現在は、この2種類が主流となっています。
スライドオープンタイプは、ボックスごと引き出して、中にお皿を入れていきます。
一方、フロントオープンタイプは、ドアだけを前に倒し、中のかごだけを引き出して使うタイプです。
スライドオープンは、かがむ必要がないので、床なども汚れにくいというメリットがあります。
フロントオープンタイプは、かごが2段に分かれていて、大容量なのがメリットになります。
しかし、2段になっているので、下の段を使う時には、腰をかがめて使うことになってしまいます。
ちなみに、我が家では、スライドオープンの食洗機を使用しています。
かがまないで使えるというのは大きなポイントです。
食洗機は毎日使うものなので、できるだけ身体に負担がかからないものが良いと考えました。
スライドオープンはボックスごと引き出すため、引き出す時には、少し重いなと感じます。
しかし、小さな息子がいる我が家では、逆に重さがあった方が良かったのです。
息子たちは何でも興味津々、ドアがあれば、無駄に開けたがります。
しかし、食洗機は重いのでなかなか開けることができません。
さらには、息子たちにとっては高さもありますので、中のお皿をいたずらするということもできません。
ドアの開け閉めの時には、指などが挟まれないよう、十分注意は必要です。
お子さんがいるご家庭では、スライドオープンの食洗機もおすすめですよ。
まとめ

毎日の面倒な皿洗いをラクにしてくれる食洗機。
卓上タイプとビルトインタイプの食洗機がありますが、キッチンのスペースや、コストなどを考えて、どちらを選ぶのか考えると良いでしょう。
また、卓上タイプは7年程度、ビルトインタイプは10年程度、これが寿命と言われています。
しかし、その寿命を延ばすためにも、毎日のお手入れと定期的な大掃除が大切です。
また、パッキンなど故障しやすい部分は、こまめにチェックして、交換をするなどの、
対策をすることでも寿命を延ばすことができます。
ぜひ、しっかりお手入れして、食洗機を長く使い続けて下さいね。