予防接種の間隔と数え方のコツを先輩ママが伝授します!
出産後に赤ちゃんの健康を守るためにやるべきことその1つが予防接種ですよね。
予防接種は月齢が小さなうちから、たくさんの種類を受けなければなりません。
スケジュールをうまく組まなければ、決められた期間内に予防接種を受けられないということになります。
赤ちゃんのお世話をしながらの予防接種の管理は、何人も子育てを経験したベテランママでも、頭を悩ませてしまうものですね。
そこで、先輩ママが実際にやってきた予防接種の管理のコツを伝授致します。
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目次
予防接種の種類と回数

まずは、予防接種の基本です。
予防接種の種類と回数を覚えておかなければなりません。
- ヒブ:4回
- 小児用肺炎球菌:4回
- 四種混合:4回
- ロタウイルス:3回
- B型肝炎:2回もしくは3回
- BCG:1回
- MR(麻しん風しん):2回
- 水痘(みずぼうそう):2回
- おたふくかぜ:2回
- 日本脳炎:3回
- 二種混合(DT):1回
- HPV:1回
これが、小学校までに受けるべき予防接種の種類です。
種類は12種類、回数にすると30~31回にもなります。
これだけの回数、予防接種を受けなければなりませんので、スケジュール管理はとても大切になってきます。
また、後ほど詳しくご紹介しますが、複数の種類の予防接種を同時接種するのが基本です。
予防接種で同時接種して良い組み合わせ紹介!間隔と回数

予防接種は種類も回数も多いですが、いくつかの予防接種を同時に摂取することができます。
1つ1つ予防接種を受けていると、決められた期間までに、予防接種を受けられないことがあるため、同時接種できる組み合わせも知っておくと良いでしょう。
予防接種の受けるタイミング
予防接種を受けるタイミングごとに整理いたしました。
【生後3~5ヶ月】
- ヒブ1回目
- 小児肺炎球菌1回目
- 四種混合1回目
- B型肝炎1回目
- ロタウイルス1回目
【生後4~6ヶ月】
- ヒブ2回目
- 小児肺炎球菌2回目
- 四種混合2回目
- B型肝炎2回目
- ロタウイルス2回目
【生後5~7ヶ月】
- ヒブ3回目
- 小児肺炎球菌3回目
- 四種混合3回目
- ロタウイルス3回目
【1歳】
- MR(麻しん風しん)1回目
- 水痘(みずぼうそう)1回目
- おたふくかぜ1回目
【1歳1ヶ月】
- ヒブ4回目
- 小児肺炎球菌4回目
- 四種混合4回目
ちなみに、生後6ヶ月にはBCGの予防接種もあります。
BCGは基本的には、6ヶ月健診の時に、市区町村の保健所で集団接種となります。
しかし、BCGを個別で受けるという場合には、ヒブや小児肺炎球菌など、6ヶ月で受ける予防接種と同時に接種することもできます。
これらの組み合わせで同時接種することは可能ですので、上手にスケジュールを組み立ててみましょう。
注意点
同時接種については1つ注意点があります。
病院によっては、同時接種を受け付けていない場合があります。
私も息子の初めての予防接種の時に、自宅から1番近い小児科を選びました。
しかし、事前予約の連絡をした時に、同時接種ができないということがわかりました。
初めての予防接種ということもあり、頭が回らず、予「防接種が全部受けられない!」というそんな衝撃を受け、困惑したことがありました。
小さな小児科ですと、ワクチンの保有数に限りがあり、1種類ずつしか受けることができないことがあるのです。
「同時接種をするつもりでスケジュールを組んでも、1種類ずつしか予防接種を受けることができない。」、そうなると、その後の予定もすべて狂ってしまいます。
予防接種を受ける小児科が、同時接種を受け付けているか、絶対に事前に確認しておいた方が良いでしょう。
また、多い時には、1回で4種類の同時接種をしましたが、特に熱を出したりすることもなく、すべて終えられました。
しかし、特に生後3~6ヶ月は、見ているこちらが辛くなりました。
小さな身体で泣きながら、何種類も注射を打つ姿。
健康に過ごしていくためとは言え、見ていてなかなか辛かったのを覚えています。
初めて育児をされるというパパママは、予防接種の多さに驚かれるかもしれませんね。
しかし、赤ちゃんが元気に成長していくために必要なことです。
そう思って、赤ちゃんと一緒に乗り切りましょう!
忘れない予防接種の記録方法とそのコツ

予防接種は種類、回数ともにたくさんありますので、しっかりと記録し、スケジュールを立てなければなりません。
予防接種の記録には「母子手帳」がおすすめです。
予防接種を終えた後には、
- 予防接種の種類
- 何回目か
- 予防接種をした日付
これらを病院で記入してくれます。
ひと目見れば、どの予防接種を何回受けた、それが確認できますので母子手帳はおすすめです。
特にお子さんが小さなうちには、外出の時に母子手帳を持ち歩いている方も多いと思います。
いつでも予防接種についての確認ができますので、母子手帳で管理するのが良いでしょう。
さらに!
予防接種のスケジュールを管理できる、便利なスマホアプリなどを併用するのもおすすめです。
お子さんの情報を登録すると、いつまでに何の予防接種を受けるといったことが、簡単に確認できます。
市区町村のサポートなどがある場合もあります。
お子さんの情報を登録しておくことで、スケジュールを組み立ててくれます。
また、予防接種を受ける日の前日や、受けていない場合には、受けていないということを、
メールでお知らせしてくれます。
母子手帳と合わせて、スマホアプリなどをうまく活用すると、予防接種のスケジュール管理もスムーズにできるでしょう。
まとめ

お子さんの予防接種。
たくさんの種類があり、回数もかなり多くなります。
決められた期間で予防接種を受けるためには、同時接種なども考え、しっかりとスケジュール管理しましょう。
しかし。中には同時接種できない病院などもありますので、事前に病院に確認する必要があります。
この予防接種のスケジュール管理は、母子手帳などを活用するのがおすすめです。
母子手帳であれば、いつ何の予防接種を受けたのか、ひと目で確認することもできます。
また、スマホアプリや市区町村など自治体の、育児サポートサービスなどを併用してみましょう。
お子さんが健康に成長するための予防接種。
回数が多いだけに管理をするのも大変ですが、お子さんのためにも頑張って管理していきましょう!