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喪中に忘年会や新年会に参加していいのか?参加時の注意事項3点を解説します!【疑問を解決!】

喪中には、年賀状は出してはいけない、お祝い事は避けるというようにしきたりや風習などがあり、よくご存知可と思います。

では喪中に忘年会や新年会に参加してもいいのか‥参加した時はどういうことを注意しなければならないのか、迷いますよね?

そこで、今回は、喪中に忘年会・新年会に参加していいか、参加した際の注意事項を解説します。

これを見れば疑問に思っていたことも解決できます!

 

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喪中に忘年会や新年会に参加していいか?

本来、身内が亡くなって喪中の時期で故人を偲ぶべきですので宴会などの飲み会は、忘年会も新年会も参加すべきではないです。

ただ忘年会は、忌中期間が過ぎていれば本人の気持ちが悲しみも和らいできて日常生活にも支障が出ないと思う時点で気持ち次第で参加していいと言われています。

では、「忌中」と「喪中」の違いを解説します。

①「忌中」と「喪中」

「忌中」も「喪中」も身内の死に際して身を慎む期間「喪に服す」期間を言います。

「忌中」(きちゅう)

身内が亡くなったその日から四十九日の法要まで式では五十日祭まで)が一般的で、四十九日法要を終えた後「忌明け」というそうです。

忌中は、故人のために祈り、穢(けが)れを祓う期間とされています。

四十九日が終わるまでの忌中期間は、結婚式などのお祝い事の出席はもちろん、神社の参拝や初詣も避けましょう。

外出は避け、自宅故人を弔う期間です。

「喪中」(もちゅう)

忌中を含めた一年間をいい、一周忌法要が終わるまでとされています。

喪中は、故人を偲び悲しみを乗り越えながら日常生活に戻していくことです。

忌中期間が過ぎた喪中期間は、結婚式の出席も相手に確認して大丈夫そうなら参加してもいいですし、神社の参拝や初詣にも行けます

年賀状は喪中はがきを出します。

②「忌中」と「喪中」期間

 亡くなられた方との関係      忌中期間      喪中期間
   父、母、配偶者       50日      13ヶ月
     祖父母       30日       90日
    叔父、叔母       20日       90日

見てわかると思いますが、亡くなられた方との関係で忌中・喪中期間が変わってきます

③新年会の参加は?

先ほど忘年会は忌中期間が過ぎていれば自分の気持ち次第で参加をしてもいいといいましたが、では新年会はどうでしょうか?

新年会も忘年会と考え方は同じですが、新年会は開催される日や新年を祝うような趣旨の会なら参加は避けるべきだということです。

お正月期間の喪中は、

  • 年賀状は出してはいけない,喪中はがきを出す
  • おせち料理は食べない(その家族にもよります)
  • 新年の挨拶「あけましておめでとう」は言わない
  • 正月飾りはしない

などしきたりがあります。

もし、新年早々の喪中期間中の新年会なら参加をしない方がいいです。

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どうしても参加しなければいけない時の注意事項3点

そうは言っても、会社関係や付き合いもありますのでどうしても参加しなければいけない時もあります。

そんな時は何を注意して参加すればいいのか‥?

職場の上司に相談し少しでも配慮してもらいましょう。

喪中期間に忘年会や新年会、接待などどうしても参加しなければいけない時は、職場の上司に相談して配慮してもらうべきです。

上司との相談した上で、顔だけ出して退席するなどもできます。

新年会に参加する場合の新年の挨拶

新年早々の新年会にやむ終えず参加しなければいけない場合は「あけましておめでとうございます」は言わないで「本年もよろしくお願いいたします」などの挨拶にしましょう。

ただ、喪中だから‥と場の雰囲気を下げるのは良くないのでその場に合わせた挨拶や言動をするようにしましょう。

仕事の一貫と割り切りましょう。

喪中とはいえ、会社の方針や決まりなどもあると思います。

それを踏まえ、「仕事だから」と割り切ります。

気分が乗らなくても仕事だから仕方ないというように割り切り、当たり障りなくその場に合わせることも社会人として大事です。

まとめ

喪中に忘年会や新年会の参加は、忌中期間なら出席せずに遠慮した方がいいですが、忌中過ぎたら本人の気持ち次第で参加を決めます。

昔からの考え方やしきたりはあるものの、現在は喪中でも故人を偲びながらいつもの生活ができるようになったと思い自分の気持ち次第で参加しても大丈夫です。

また、社会人として付き合いもあったりで参加しなければいけない時もありますが、場の雰囲気を壊さない挨拶や行動を心がけたいですね。