反抗期

反抗期の小学生男子の対処法を解説します。対応がめんどくさくなったときの方法も伝授します!

小学校高学年になると、親に口答えをしたり生意気な事を言う、都合が悪くなると無視をするなど、幼稚園や小学校低学年の頃には無かった様な態度を取る様になりますよね?

親御さんは子供のこの様な変化に対応出来なかったり、親として自分の思い通りにならない子供の反抗に悩みます。

我が家も小学生男子を育てており、まさに直面しておりますが、反抗期の対処法を解説します。

 

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子供の中間反抗期とは?

反抗期と言うと、2~3歳頃に起きる第1反抗期、思春期の第2反抗期がありますが、小学校中学年から中学生の間に起こる中間反抗期と言うのもあります

中間反抗期は、小学校と言う社会の中で子供が様々な経験をし、自立心が芽生える頃に起きる事が多いと言われています。

精神的にも発達していく小学生男子だと、親に口答えをする又はイライラした様子で親と話したがらない、態度に関して注意をしても聞こうともしない、自分でやるから!などと親が世話をするのを嫌がるなど、身近な大人である親への反発が現れてきますが、それでもまだ小学生なので、反抗的な態度でいたかと思えば急に甘えてくる事も勿論あります。

子供も我慢しなければならない事、傷ついたり、悲しかったり、悔しい事など毎日沢山の感情と向き合いながら日々成長しているのです。

外でしっかりしている子供ほど、安心出来る家の中だからこそ、親に反抗したり、ストレスが爆発している可能性もあります。

子供にとって家の中では安心出来る様に、子供のストレスなどのサインには素早く気がついてあげられたら良いですね。

中間反抗期も、他の反抗期と同様に子供が成長していると言う事です。

自分で考えて行動したいと言う気持ちが強まり、親の言う事を聞くのが嫌がる様になるのです。

逆に、この時期に子供の反抗的な言動が見られるのは、しっかり育っている証拠だと安心して欲しいと思います。

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反抗期の小学生男子の対処法

反抗期の小学生男子の対処法を解説します!

①親子の関係を見直してみる

子供が中間反抗期を迎える時は、ご両親が変わる必要も出てくるかと思われます。

子供が成長するにつれて自立心を育てるには、時には子供と一定の距離を置き見守る事も大切です。

この時期は、今後の親子関係を見直すのに最適な時期とも言われています。

②口を出しすぎない

反抗期の子供は大人になろうとしていますので、その最中に色々と口出しすると「子供じゃないから自分で出来る」と反抗されてしまう場合もあります。

両親が子供に手を差し伸べなければならない時はありますが、子供が自立出来る様に見守る事も大切です。

③無視しない

反抗期の子供の中には、親の話を無視する事もあります。

この時に、子供が無視するからと言う理由で、親も子供を無視する事はやめた方が良いかと思われます。

子供が行動したり、話をしたりする時は、自分の中にある感情を表現しようとしているので、無視されると「自分の事を見てくれない」「何を言ったって分かってくれない」など子供の中で親に対する信頼度が下がってしまう傾向があります。

④見守っている姿勢を見せる様にする

小学生は親に反抗しつつも、まだ甘えたい気持ちを持つ子供です。

子供が反抗するからといって放置した場合、子供からすると自分に関心が無いのだと言う悲しみを持ってしまう事もあります。

放置するのではなく、見守り、助けを求めてきたら助ける、「お父さんとお母さんはあなたの味方だよ」と伝えるのも良い方法の一つです。

⑤まずは子供の話を聞く

子供が何かを自分で考えて行動する時は、まずは話を聞いてあげましょう

両親の話を受け入れてくれる態度というのは、子供にとっては安心で親の話しも受け入れやすくなると言われています。

⑥子供に考えさせる

小学校高学年になれば、やって良い事と悪い事の判断が出来る様になりますが、細かい状況の場合は間違えた判断をする事もあります。

その時は、頭ごなしに叱らず、ますは「どの様に判断して行動したの?」と聞いた上で、親の立場から考えを伝えます。

その後、子供に「何故やってはいけなかったのか」など子供の言葉で考えさせるようにすれば、同じ失敗を繰り返す事を防げる可能性も出てきます。

⑦約束を破った時

遊ぶ時間、宿題をする時間などは子供に決めさせましょう。

親に言われてするのではなく、自分で決めた事は守ろうとする気持ちが強くなると言われています。

また、約束を破った時はどうするのか、子供と一緒に罰を考えておくのも良いと言われています。

⑧両親の役割分担を考える

子供にとって両親共に怖い存在だと気を抜く場所が無く、精神的に追い詰められてしまいます

例えば、注意したり話を良く聞いてくれるのはお母さん、ガツンと叱る子供にとって絶対的な存在はお父さんと役割分担をするのも一つの方法です。

⑨間違った時は謝る

自分の早とちりで子供を叱るなど、大人でも間違える事はあります。

間違えた時は、子供に対してきちんと謝りましょう。

親が謝る事で、子供の反抗心も和らぎますし、子供も間違えた時は謝らなくてはならないんだと言う事を覚えるのではないでしょうか?

反抗期の小学生の対応に疲れたらどうしたらよいのか?

育児は、とても大変な事だと思います。

反抗期の子供に対して疲れを感じた時は、反抗期は誰にでもあるもので子供が成長してる証拠だと前向きに考えてみてはいかがでしょうか?

皆様は子供の頃に親に全く反抗はされなかったでしょうか?

私は、親に反抗していたので、自分にもこの様な時代があったなと思います。

子供の反抗期は、ご両親のせいではなく、子供の自立への第一歩であり、そして必ず終わりが来るものなのです。

ですので、自分の子育てが間違っていたから、子供が反抗するのだと言う考えで、ご自分を責めない様にして下さい。

 

反抗期の子育ては疲れるもので、ストレスが溜まったり、子供の将来が不安になってしまう方もいるかと思われます。

疲れた時は余り考え込まず、気分転換をしたり、心と身体をゆっくり休ませるのも必要かと思われます。

具体的な方法としては、下記を試してください。

①寝てしまう

家事は完璧にしなくてはならないと言う気持ちで自分を追い詰めない様にしてみましょう。

一週間に一度は外食しても良いですし、部屋の掃除の頻度を減らすなど、家事の手抜きが出来そうなものを検討してみて、少しでも時間に余裕が出来たら、自分の体力を回復させるために、寝る事を優先してみて下さい。

②誰かの協力を得て自分一人の時間を作る

自分以外の誰かに子供を預けることは決して悪い事ではなく、お母さんも一人でリフレッシュをする時間を確保するのはとても大切な事です。

週末はご両親やパパに子供を見て貰い、1時間だけでも自分が好きな事をする時間を作ってみるのはいかがでしょうか?

ご家族の都合で子供を預ける事が出来ないと言う場合は、小学校の一時保育に預けたり、自治体が行っているファミリーサポートを使ってみるのも良いですし、育児面だけではなく家事を家事代行サービスにお願いしても良いかと思われます。

ご家族と相談の上で、少しでもお母さんの時間を確保することが大切で、少しの時間でも気分転換が出来れば、お母さんの心の負担も少しは軽くなり、子供に対してイライラしてしまう事も減る可能性もあります。

夜にネットを見たり趣味に没頭してみたり、子供が寝た後に精神を安定させるハーブティを飲みながら音楽を聴いたり、映画を観たりして、子供と離れている時間はお母さんが好きなことを存分に楽しんでみるのはいかがでしょうか?

③身体を動かす

家にこもっていても、ネガティブな感情が出てくるだけだと言われています。

そこで1日1回は外出し、散歩をしたり買い物をしたりする時間も大切です。

子供が寝た後や起きる前に軽い運動をしてみるのも良いかもしれません。

また、小学生男子ですと、一緒に外出した時に、体験型のイベントなどに参加し体力を使わせる、自然を感じられる場所に出かけると言うのも、一緒に気分転換が出来る方法の一つかと思われます。

④気の合う友人に会って話を聞いて貰う

これもストレス発散法の一つだと思われます。

仲の良い友達とLINEをする、気の合うママ友と定期的にランチやお茶をしながらお喋りをするなど、何も考えずにお喋りを楽しむ時間を設けてみると、気持ちがスッキリしている事もあるかと思われます。

⑤自分にご褒美を用意する

子供がいない間や寝た後にご褒美のスイーツを食べてみたり、好きな洋服を買ってみたりする事で、次も頑張ってみよう!と言う前向きな気持ちになる事が出来る可能性が高くなります。

⑥相談相手を見つけておく

子育てに悩んだ時に、自分の周りに相談出来る人がいないという事もストレスの原因となります。

自分の家族やママ友などに話しをするだけで気持ちが晴れる方は良いのですが、話した結果逆にストレスを抱えてしまう場合もあります。

自分で対応しきれない問題は、学校や習い事・塾などの先生に相談する方法もありますし、自治体では無料の子育て窓口を設置している所もありますので、ストレスを溜め込む前に日頃から相談相手を見つけておくのも良いかと思われます。

反抗期の小学生を中学受験させるには?

我が家の息子も中学受験に向けて只今勉強中です。

自分に言い聞かせる意味でもこの記事を執筆してます。

中学受験に反抗期が重なると、志望校を決めたり、何をするにも反抗したり、親と言うだけで拒絶反応を見せたりなど、子供が扱いにくい状態になりますので、ご両親としてもイライラとストレスを感じる事も増えるかもしれません。

ご両親も子供もメンタル的に安定した気持ちで中学受験に取り組みたいものです。

ですが、反抗期に入った子供でも、本当は中学受験に向けて勉強しなくてはならない、親に八つ当たりしても仕方がないと言う事は分かっていても、子供も自分ではどうしようもなくイライラ・モヤモヤしている場合もあるのです。

①NGワードを言ってはいけない

大人でも自分では分かってる事について「何故?」と指摘され追い詰められたりすると嫌な気持ちになる事もあるかと思われます。

反抗期になり、自分では勉強しないとと頭では分かっていても、どうしようもない気持ちで苦しんでいる子供に対して「勉強しなさい」と言うのはNGワードであり、逆効果になってしまう場合もあります。

ご両親が楽観的になると、子供はシビアに考えるもので「そんなに勉強しなくてもいいんじゃない?」と言われると「いや、勉強しないと」と考える事が出てくる事もあるそうです。

反抗を逆手に取り、自分からやる気にさせる事が大切だと言われています。

②認めて対等の付き合いをしてみる

親からすると小学生はまだ子供かもしれませんが、親の見ていない学校や塾などで人間関係を作り大人と接している事もあるのです。

親の言う事は何でも聞くと言う時期を終え、子供が信頼する大人は親だけではなく、自分で考えて行動したいと思っている場合もあります。

ここは、ご自分(親)と違う考えを持つ事が出来た子供の考えを認め、褒めてあげる事も大切だと言われています。

③周囲の人間に任せてみる

反抗期中の子供の中には、親と話す事を拒絶するケースもあります。

その時は、学校や塾の先生に相談するのも方法の一つです。

もし子供から頼られた時は、ご両親が全力でサポートしてあげる事も大事です。

④子供でも受験前は精神的に不安定になるもの

勉強の事ばかり考えていては、子供にとって安らげる時間も無くなってしまいます。

塾などで勉強のサポートを受けているのであれば、ご家庭では受験や勉強の話をしないのも一つの方法と言われています。

食事時間や、週末に少しでも空いた時間が出来た時は、敢えて他の話をしてみたりなど、勉強から離れる時間を作ってあげる事も大切だと思われます。

⑤サポート係りに徹する

勉強はして欲しいが、子供が集中出来ていない時は、せかさない事が大事です。

せかしてしまうと、子供を追い詰めたり、逆に反抗を強くさせてしまう場合があるからです。

中学受験の勉強をするのは子供で、ご両親はサポートする側に徹してみてはいかがでしょうか?

勉強しやすい環境を作ったり、何があっても動じず構えている位の姿勢でいる事が大切な場合もあります。

⑥子供が受験をやめたいと言ってきた場合

何故受験をやめたいのか親子で話し合い、一時的な反抗から受験をやめて後悔や挫折、敗北感を味あわせないようにする事が大切です。

これが理由の場合、受験をやめる事はお勧めは出来ません。

親子で話し合った時に喧嘩になるかもしれませんが「いくらかかったと思ってる?」「お母さんとお父さんがこれまで頑張ってきたのは、誰のため?」など大人の事情や正論で子供を追い詰める事だけはしないよう注意して下さい

この様な時期は、親に反抗しても、学校や塾の先生など第三者に対しては反抗せず、むしろ話を聞く事が多いとも言われています。

ご家庭内で解決するのが難しい場合は、大人の第三者や、反抗期を経験した年上の友達に話を聞いて貰い、子供の本音を知ってから説得した方が良いと言われています。

まとめ

反抗期が来ると言う事は、子供が正しく成長している事でもあります。ですが、ご自分が疲れている時や、子供の反抗的な態度が続くと子育てにうんざりする事もあるかと思われます。

更に現代は情報社会のため、育児に関しても情報が氾濫し過ぎていて、どの様な方法を信じたら良いのか分からなくなり、混乱しているお母さんも多いかと思われます

反抗期と言っても、反抗期が訪れる子供もいれば訪れない子供がいたり、時期や期間、内容なども子供によって違ってきます。

ですので、子供の反抗期に対する絶対的な方法と言うのは無いのかもしれません。

ですが、子供の変化にすぐに気がついたりなど、反抗期に入るまでの子供を1番良く見ているのは、身近にいるご両親でしょう。

子供に対して、どの様な対応をしたら一番良いのかは、反抗期の子供とやり取りを重ねる事で見えてくる物があると言われています。

まずは、子供の小さな変化に気がつく様に、常に目を配る事も大切だと思われます。